小嚢胞性付属器癌(MAC)の巻

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こんにちは(・∀・)

10月も半ばと言うのになかなか涼しくなりきらない一日、皆様いかがお過ごしでしょうか。

3連休も最終日。この3日間はどこかで獅子の鐘の音や神輿の掛け声がしていました。

田舎はこの時期になると秋祭りがあります。参加された方々、お疲れ様でした。

過疎化による担い手不足、少子化による参加者の減少など色々問題はありますが、

獅子の中で一生懸命舞う若者を見て、希望と元気をもらいました٩( ”ω” )و私が神輿を引くのを見ていた祖母もそんな気持ちだったのでしょうか。

それでは前回の続き。

電話にて癌宣告された1週間後、私は再び外来手術した大病院の待合にいました。今度は母も一緒でした。

いつも仲良し親子の私たち。一緒にいるときはずっーーと何らかしらのおしゃべりに熱中しています。

だけど、この日だけは特別。

行きの車内から病院で診察室に呼ばれるまでの時間、緊張と不安でほとんど会話がありませんでした。

男前医師にまた会えると言うのに気持ちはどん底。。。(@_@)生きた心地がしないとはまさにこのこと。

診察室で告げられた病名は小嚢胞性付属器癌(MAC)でした。

全く聞いたことない名前でした。説明を受けた詳細は以下。

・汗腺に発生する非常にまれな癌

・転移はしない

・ゆっくり増殖する(だから10年でも3センチ程度の大きさだった)

・見た目よりも広範囲に癌細胞が広がっていることが多いため取り除ききれていない場合は再発しやすい→そのため拡大切除が必要→だから、また戻ってきてもらった。

・手術はあと2回します。拡大切除とその傷の部分に他の皮膚を移植する手術。

話の途中から「よかった。」の気持ちが膨ら過ぎて、もう話半分に聞いてました。

悪い想像ばかりしていたわたしは再手術が必要でもまだ生きていける喜びが断然勝っていました。

怖くて怖くて堪らなかったこの一週間の間、わたしは自分の人生を心底見つめ直しました。

おかげで自分の命と健康のありがたみを実感しました。

診察室を出て、母と二人、奥の待合いの椅子に座り、大泣きしました。安心の涙でした。

帰り路は二人でこの一週間に想像した悪いことを発表しあい、大笑い(・∀・)

心配をかけた母には美味しいランチをおごりました(●´ω`●)

家を建てる予定がまさかの癌治療に…家どころじゃないね。(笑)

つづく。

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